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住宅ローンの金利って
どうやって決まるんだろう?
疑問に思ったことはありませんか?
そんな方の為に
簡単にわかりやすく
ご説明させていただきます!
まずは結論から!
金利の決まり方
住宅ローンの金利は
- ①政策金利
- ②短期プライムレート
- ③基準金利
- ④金利優遇幅
- ⑤適用金利
この順番で決まっていきます!
①政策金利
政策金利とは
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「政策金利」について
ご説明します。
政策金利とは
日本銀行が
各金融機関に融資をする際に
適用される金利です。
政策金利は物価安定を図るため
インフレ時には金利を上昇させ景気を抑える
デフレ時には金利を低下させ景気を斡旋する
役目を果たしております。
日本は現在“デフレ状態”です。
その為、
世界が金利を上昇させている中でも
低金利を維持している状況です。
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「金利を上げたくても
上げられない状況」
とも言えるでしょう。
②短期プライムレート
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「短期プライムレート」
という言葉
聞いたことありますか?
住宅ローンの金利に大きく影響する
「短期プライムレート」について
簡単にご説明致します。
短期プライムレートとは?
「短期プライムレート」とは?
“金融機関が優良企業に対して
短期(1年未満)で
融資をする際に適用される金利”です。
短期プライムレートは
公定歩合に連動して決められていましたが、
金融の自由化によって、
1989年以降は
各金融機関に対して
短期プライムレートの決定を委ねています。
各金融機関はどうやって短期プライムレートを決める?
短期プライムレートは各金融機関が
自由に決めることが出来るが、
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一体どうやって決めるの?
それは、先程ご説明した
日本銀行が決定する
「政策金利」を指標としております。
短期プライムレートの推移
短期プライムレートは
毎月10日前後に
日本銀行のHPに
最高値と最安値と最頻値を
公開しております。
- 各金融機関が決定した最頻値→1.475
- 各金融機関が決定した最安値→1.475
- 各金融機関が決定した最高値→1.725
平成21年以降
これらの更新がありません。
言うなれば
平成21年以降は
短期プライムレートは
大きく変動していないことになります。
平成21年といえば
日本銀行が
金融緩和に乗り出した時期です。
「包括的な金融緩和政策」を発表し、
金融市場調節方針は
「無担保コールレート(オーバーナイト物)
を、0~0.1%程度で推移するよう促す」
と定められました。
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金融緩和に力を入れた時期から
短期プライムレートに変更がない。
といった状況です。
③基準金利
基準金利とは?
基準金利とは
住宅ローンの金利を決める際
各金融機関が
“最大値として決めている金利”
になります。
短期プライムレートと基準金利の関係
短期プライムレートは
各金融機関が基準金利を決める際
“重要な役割”を果たしております。
基準金利の決め方
各金融機関は
短期プライムレートに
1%を上乗せした金利を
“基準金利”に設定していることが多いです。
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短期プライムレート+1%=基準金利
といった感じです。
基準金利の見直し時期
今までの説明から
基準金利は
短期プライムレートに
連動していることが分かります。
その為、
基準金利は
4月と10月の半年間ごとに
短期プライムレートに応じて
見直しされています。
各金融機関は
この“基準金利”から
「どのくらい金利優遇するか?」
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これを住宅ローン審査時に
個別で決定します。
④金利優遇幅
金利優遇幅の決め方
金利優遇幅の決め方は
様々な要因によりますが、
主に「職種」「勤続年数」「年収」
この3点が大きな要因となります。
他にも物件の資産価値や
家計の収支状況など
総合的に判断した結果
住宅ローンの金利優遇幅が確定します。
金利優遇幅は変化しない
この時に確定した
「金利優遇幅」は
例え変動金利であっても
変化することはありません。
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変動するのは
あくまで基準金利です!
⑤適用金利
適用金利とは?
適用金利とは
「住宅ローンの金利」に
使用される金利になります。
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これが住宅ローンの金利です!
やっと辿り着きました!笑
適用金利の計算式
金利優遇幅が確定した後、
基準金利ー金利優遇幅=適用金利
という計算で適用金利が決まります。
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金利優遇幅が大きいと
とても嬉しいです!
変動金利の仕組み
ここまでで
住宅ローンの金利が
どのように決められているか
理解出来たと思います。
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ここまで理解出来た方は
変動金利についても簡単です。
変動金利が決まる流れ
<変動金利が上がる場合の流れ>
- ①政策金利が上昇
- ②短期プライムレート上昇
- ③基準金利が上昇
基準金利が上昇したら
上昇した基準金利から
金利優遇幅を差し引き
適用金利が確定します。
<変動金利が下がる場合の流れ>
- ①政策金利が低下
- ②短期プライムレート低下
- ③基準金利が低下
低下した基準金利から
金利優遇幅を差し引き
適用金利が確定いたします。
短期プライムレートが重要
短期プライムレートは
ここ最近の変動はないものの
毎月決める為、
住宅ローンの金利は4月と10月の
半年間ごとに
短期プライムレートに応じて
見直しされています。
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これが変動金利の仕組みです。
住宅ローンはここを見ておくべき!
住宅ローンの元を辿ると
日銀が決める政策金利から
全てが始まります。
その為、
“政策金利を上げる動き”があれば
銀行は短期プライムレートを上げ
それが基準金利を上げることに繋がり
結果、住宅ローンの金利が上がります。
政策金利は国の経済を大きく動かす
とても大きな要です。
急に変更することは難しく
日本でそのような動きや考えがあれば
世界的に大ニュースになります!
その際に
住宅ローンの借り換えを利用し、
固定金利に変更しておくなど、
事前準備をしておけば良いかと思います。
とはいっても
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まだまだデフレ社会である日本
金利を大きく上げる日がくるのか?
想像が難しいですが、
住宅ローンは
長い付き合いになりますので、
仕組みを理解した上で
経済の動向も意識しておけば
将来への不安解消になります!
最後に
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いかがでしたでしょうか?
簡単にではありますが、
「住宅ローンの金利が決まる仕組み」
について、
ご説明させていただきました。
少し長文となってしまいましたが、
最後まで目を通していただき
ありがとうございます。
おまけ
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私は20代で
「貯金1,000万円」を
達成することができました!
貯金が出来きたら
余剰資金で投資を始めるのが
オススメです。
短期→FX(OCO注文必須)
中期→米株ETF(VOO、VYM)
長期→S&P500(積立NISA枠)
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と期間を分けて
投資をやってます。
株
私が実際に使っている証券会社は
楽天証券になります。
積立NISA初めるならオススメです!
FX
私が実際に使用している
FX会社は2社あります。
メインはヒロセ通商ですが、
情報収集でDMMも使用してます。
ヒロセ通商
少額から取引できるので
初心者に優しいです。
スキャルピングも了承しており
Mac専用アプリもある
数少ない会社です。
ヒロセ通商![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3N5ZCH+2BCPGY+1FOU+61RIA)
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DMM
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