当ブログにお越し頂き
誠にありがとうございます。
FX歴8年目のtakaraです。
昨年から収支が安定し、
今年の4月からブログで収支を
公開しております。
今回は
そんな私がやっている
FXってそもそも何?
興味はあるけど
あんまり分からない。
そんな方の為に
FXの基礎知識について
お話ししていきたいと思います。
それではどうぞ。
FXとは
FXとは「Foreign Exchange」の略で、
「外国為替証拠金取引」
と呼ばれている投資です。
簡単に言うと“外貨との両替”です。
米ドルと日本円を交換するなど、
通貨と通貨を交換する取引を言います。
外貨取引の例
例えば、
1ドル=100円の時に
100円で1ドルを購入します。
その後、しばらくして
1ドル=110円になったとします。
そうすると、
1ドルで円を買える分は
110円になります。
100円が110円になり
外貨の取引を行うだけで
「10円増えた」
という結果になります。
通貨と通貨の交換だけなら
単なる外貨の両替になります。
FXは通常の外貨両替とは
異なる点がいくつかある為、
そこを紹介していきます。
FX最大の魅力で最大の怖さ〜レバレッジ〜
まず一つ目は、
FX最大の魅力で最大の怖さである
「レバレッジ」について
知らなければなりません。
レバレッジとは一定のお金を預けておくと
その何倍もの資金で取引することが出来る。
そんな機能になります。
良く言えば
少額で大金を得ることができ
悪く言えば
少額で大損することになります。
レバレッジの単位は
「〇〇倍」と表現されます。
日本国内のFX会社では
レバレッジ25倍まで取引が可能です。
レバレッジを使用した例
レバレッジについてご説明します。
1ドル=100円のときに
1,000ドルを買おうとすると
本来は10万円が必要です。
しかしFX取引では
25分の1の金額から取引が可能です。
つまり、1000ドルを買うのに
4,000円から取引ができるというわけです。
この状態を
レバレッジ25倍と言います。
FXの単位「ロット」
次にFXで取引する際に必要な知識
ロットの説明です。
ロット(Lot)とは、
FXの取引通貨量の単位です。
このロットとは株で言うと
「保有している枚数」
みたいなものです。
FX提供会社によって異なりますが、
多くの場合は10,000“通貨”
を1ロットとしています。
10,000ドル=1lot(ロット)
みたいな感じです。
資金・ロット・レバレッジの関係性
次にFX口座に入金している資金
先程学んだロット、レバレッジ
これらの関係性が非常に重要なので
説明していきたいと思います。
米ドル/円の取引を例にします
10万円の資金を用意して
FX口座に入金します。
その時のレートが1ドル=100円と仮定すると
取引可能額は次のようになります。
※「10,000ドルを1lot」としているFX会社。
- レバレッジ1倍 : 1,000ドル⇨0.1lot
- レバレッジ10倍:10,000ドル⇨1lot
- レバレッジ20倍:20,000ドル⇨2lot
そして仮にドル円が
100円から99円に下落したとします。
そうすると次の含み損が発生します。
- レバレッジなし:ー1,000円
- レバレッジ10倍:ー10,000円
- レバレッジ20倍:ー20,000円
仮にドル円が100円から101円に上昇した場合
次の含み益が発生します。
- レバレッジなし:+1,000円
- レバレッジ10倍:+10,000円
- レバレッジ20倍:+20,000円
入金している資金は10万円ですが、
レバレッジを使用することにより
入金している資金以上の外貨を購入し
売買することができます。
プラスになれば嬉しいですが、
マイナスになると同じくらい
痛手を負ってしまうリスクがあります。
見方を変えれば
このレバレッジを
管理することができれば
FXは怖くありません。
レバ1倍はレバレッジなし
外貨と円を両替しているだけです。
むしろFXだと
手数料はほぼ0円なので、
一般的に銀行なので両替するよりお得です。
しかし、このレバレッジの仕組みを
理解していない人が多く、
“入れている資金より多くの資金で取引できる”
このことだけが先行し、
大きなマイナスを負った時
冷静な対応ができなくなり
最後には
“ロスカット(強制決済)される”
この様なケースが多いことから
FXは世の中でリスクの高い
怖い投資のイメージがあります。
しかし、仕組みさえ分かれば
レバ1倍〜2倍で
取引を始めることができます。
そして、FXに慣れてから
少しずつレバレッジを上げれば良いのです。
自分のリスクを許容度を考えながら
取引することが大切です。
私のレバレッジ
FXは残念ながら
一気に稼げることを夢見て
慣れる前にレバレッジ25倍で
取引する人が非常に多いです。
先ほどもお伝えしましたが、
おそらく大半の人は
レバレッジの仕組みを
理解せず取引してます。
ちなみに私は
普段レバ2〜3倍でトレードしていますが、
稀に8〜10倍になる時があります。
ちなみに現在は6〜7倍になってます。
何故レバレッジに変動があるの?
それは、
私の“トレードスタイル”
の説明が必要です。
長くなるので
また別記事にしたいと思います。
2021年の収支報告で簡単に
トレードスタイルの説明しているので
気になる方は見て頂けますと幸いです。
強制ロスカットについて
レバレッジ管理不足により
発生してしまうのが
FXの悪いイメージ
「強制ロスカット」です。
意味としましては
“無理やり損切りをさせられる”
という意味になります。
FXはレバレッジがかかっているので
入金している本来の資金より
多くの資金を使用して取引している
と言う状況がほとんどになります。
その為、
マイナス方面へと進んでいき
ある一定ラインを割ると
強制的に損切りさせられます。
そのことを「強制ロスカット」と言います。
ではその一定ラインとは?
計算式がありますので
簡単に説明していきます。
強制ロスカットの例
それでは簡単に
強制ロスカットされる例を
説明していきます。
強制ロスカットとは
有効証拠金が必要証拠金を
下回った時に発生します。
ん?急に難しい言葉が、、、
大丈夫です。
安心してください
一つ一つ説明していきますね。
有効証拠金とは?
まず「有効証拠金」とは
含み益、含み損を加えた証拠金残高です。
例えば10万円入金し1lot購入している場合
1ドル100円で購入
99円に下落→含み損が1万円
- 預託証拠金(入金額)→10万円
- 有効証拠金→9万円
という形になります。
含み損の分、
有効証拠金が減ります。
必要証拠金とは?
次に「必要証拠金」とは、
ロットを購入する為に
その取引額に比例して
“最低必要となる預託金”のことです。
必要な預託金(入金額)
はFX会社によって異なりますが、
大体のFX会社では
取引金額の4%以上を預託(入金)
する必要があります。
1ドル=100円のとき、10,000ドルにかかる
最低必要証拠金は
40,000円=100円×10,000ドル×4%です。
その為、ドル円を100円の時に1lot購入すると
必要証拠金は40,000円です。
預託証拠金が40,000円あれば
1lot購入できるということです。
有効証拠金が必要証拠金を下回る例
それぞれの意味が理解できましたので
次に必要証拠金が有効証拠金を下回る
事例を説明していきます。
40,000円の資金で1lot購入し、
ドル円が100円から99円に1円下落すると
- 預託証拠金→40,000円
- 有効証拠金→30,000円
- 必要証拠金→40,000円
有効証拠金が必要証拠金を
下回ることになってしまいます。
この時点で強制ロスカットが発生し、
含み損である−10,000円が
強制的に損切りさせれます。
これを強制ロスカットと言います。
同じ事例で10万円入金している場合
- 預託証拠金→100,000円
- 有効証拠金→90,000円
- 必要証拠金→40,000円
この状態だと有効証拠金が必要証拠金を
下回っていないため、
強制ロスカットは発生せず、
強制的に損切りさせれることはありません。
まずはこの仕組みを理解することが
FXを始めるにあたって
非常に重要になります。
ちなみに私はFXを始めた当初
ここまで理解していなかったです。
その為、
取引スタートし
しばらくすると、
強制ロスカットされました。
苦い思い出です(笑)
スワップポイントについて
そして最後にFXの魅力!
「スワップポイント」
についてご説明させて頂きます。
金利水準が高い国の通貨を買うと、
「スワップポイント」
と呼ばれる収益が
決済(損益の確定)するまで
毎日得られます。
スワップポイントは
「金利差調整分」とも呼ばれ、
2カ国間の金利差によって発生する利益です。
※逆に、低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、金利差分のマイナススワップポイントの支払いが発生します。
スワップポイントとは
株で言うと
配当金に近いイメージです。
低金利の日本ではどこの通貨を購入しても
基本的に
スワップポイントがプラスで発生します。
DMMだと現在(2022年6月14日)
ドル円1lot→36円
毎日スワップポイントが発生します。
これはFX会社によって異なるため
長期投資を考えている方にとっては
重要なポイントになります。
また国の金利さによって変化がある為
これから更に
アメリカと日本の金利差が広がれば
スワップポイントも大きくなります。
レバレッジ管理お勧めのFX会社
ちなみにレバレッジ計算が
ちょっと面倒だな〜と
感じたあなた!
お勧めのFX会社があります。
私も現在メインで使用している
FX会社「ヒロセ通商」です。
最初はDMMでトレードしてましたが、
レバレッジの計算が面倒で
「常にレバレッジ表示してくれる
FX会社ないかな〜」
と探していたら見つかりました!
他のFX会社に機能があるか
分かりませんが(DMMには無いです)
レバレッジ表示してくれて
ツールも使いやすいので
お勧めのFX会社です。
ただし、
スワップポイントが
とても弱いので
長期保有を目的とする場合には
お勧め出来ないです。
主にFXや米株に関することを呟いてます。
フォローして頂けますと幸いです。
Follow @takara_oki最後に一言
ここまで理解できれば
あとは実践あるのみ!
どんなに本を読んだり
勉強したりしても
一度の体験には劣ります。
ここまでの基礎知識が理解できた
“あなた”であれば
直ぐにロスカット
されることはないでしょう。
まずは試しに
レバレッジ1〜2倍程度で
始めてみてはいかがでしょうか。
ではでは(^^)/~~~
【おまけ】私が実際に使用しているFX会社の特徴
DMMFX
FX会社で一番有名ではないでしょうか?
DMMFXの特徴
スワップポイント→比較的高い
スプレッド幅→小さい
約定安定率→高い
スキャルピング→NG
上記のポイントから
多くの方から支持されている
FX会社になります。
私もFXを初める際には
DMMからスタートしました。
ヒロセ通商
私が現在メインで使用している
FX会社になります。
ヒロセ通商の特徴
スワップポイント→マイナスだけ高い
スプレッド→DMMより劣る
約定安定率→高い
スキャルピング→OK
少額から取引可能!
Mac専用ツール有り!
スワップポイントが
マイナスだけ高い為、
長期保有には絶対にお勧めしません。
ただし、
スキャルピングを
多くのFX会社が禁止している
にも関わらず、
ヒロセ通商はOKです。
また私はMacでトレードしているのですが
ヒロセ通商はMacにも対応しており
チャートも使いやすい為、
私は現在メインで使用してます。
コメント