こんにちは〜!
投資歴8年目の
takaraです!
最近よく話題になっている
「円安」や日銀の「金融緩和継続」
「政策金利」・「ゼロ金利政策」など
投資をしている人はもちろん
私たちの生活にも関わる
大事な政策・要因となっております。
そんな政策・要因ですが、
“よく耳にするけど意味が分からない”
そんな方の為に
今回は「円安」について
自分なりに分かりやすく
解説していこうと思います。
それではどうぞ。
円安って何?
まず初めに“円安”とは?
これは言葉通りです。
「円の価値が安くなる」
と言う意味です。
では、「何に対して安くなるのか?」
ここが大事です。
円安とは
「日本円が外貨に対して価値が低くなる」
と言う意味になります。
円安の例
例えば、
現在1ドル=134円前後(2022年6月18日現在)
現在の価格から
1ドル=140円になった場合
円の価値はドルに対して
1ドルあたり8円価値が安くなった。
「8円の円安」です。
逆に
1ドル=132円から
1ドル=110円になった場合
円の価値はドルに対して
1ドルあたり22円価値が高くなった。
「22円の円高」となります。
ちなみに
現在は(2022年6月18日)
2002年1月以来、
約20年振りの円安です。
円安になるとどうなる?
ここで円安が与える影響について
メリット・デメリット
御座いますので、
簡単にご説明させて頂きます。
円安によってのメリット
まずはメリットから
ご説明させて頂きます。
色々ありますが、
一番分かりやすいのは
- 輸出企業
- インバウンド(観光)
- 日経平均株価
この3点にとって
メリットがあります。
輸出企業
輸出企業にとって円安とは
同じ商品を売却しているにも関わらず
円安の影響で売上が上がります。
先程ご説明した通り
円安とは外貨に対して価値が下がります。
車を輸出した例
例えば、
車1台=10,000ドル
で輸出したとします。
1ドル=100円
この時の売上は
100万円になります。
しかし、
1ドル=110円になると、
その時の売上は
110万円です。
同じ“車1台”で
10万円も売上が変わります。
これが1万台なら
どうでしょうか?
10億円変わります。
恐ろしいですね、
これが円安のメリットです。
ちなみに円高だと
逆にデメリットになります。
インバウンド(観光)
次にインバウンドにとっての
メリットの説明です。
ここで言う観光客は「外国人」です。
外国人は外貨を円に変えて
日本で消費して帰国します。
その為、
観光の際にドルを円に変えます。
観光客(外国人)が円に両替する例
観光用として
100ドル両替したとします。
1ドル=100円の場合
10万円です。
1ドル=110円の場合
11万円になります。
同じ100ドルでも
円の金額が変わります。
その為、
「観光で100ドル使うぞ!」
と意気込んで来た外国人は
基本的に日本円を使い切ります。
そうすると
日本に使用される
通貨量が単純に増えます。
外国人は「100ドル使った」
と言う感覚なので、
10万円だろうが11万円だろうが
どちらでも良いのです。
大事なのは“自分の財布”から
いくら使ったのか?
なので、ドルで考えます。
「今回の日本旅行は100ドルで楽しめたよ〜」
帰国したらこんな感じです。
私たちも海外旅行したら
円をドルに変えて使用するので
同じようにドルで考えず
円でいくら使ったか?
と考えるはずです。
その感覚で想像すると
分かりやすいと思います。
日経平均株価
続きまして
日経平均株価に与える影響について
ご説明させて頂きます。
その前に日経平均株価について
簡単にご説明致します。
日経平均株価とは
日経平均株価とは
日本経済新聞出版社が
東京証券取引所に上場する
企業の中から
業種等バランスよく225社選び
その会社の
「平均株価」を割り出した数値が
「日経平均株価」となります。
一般的には略して
「日経」と呼ばれています。
円安が日経に与える影響
続いては“円安が与える影響”
についてご説明させて頂きます。
円安とは外貨に対して円の価値が下がります。
その為、
海外投資家が日経平均を購入しようとすると
購入できる量が増えます。
海外から日経平均を購入する例
例えば
1ドル=100円の時に
100ドル分
購入するとします。
そうすると
1万円分
株を購入することができます。
これが1ドル=110円の場合
1.1万円分
株を購入することができます。
株の購入は
その母国の通貨に両替し
購入しなければならない為、
海外の株を購入する際には
必ず為替変動の関係性が
発生してきます。
逆に
現在は異常な円安の為、
私たち日本人が
日本円で米株などを
購入しようとすると
同じ価格でも
通常より少ない株数しか
購入できなくなります。
海外勢からはメリットですが、
日本人が海外の株を購入するには
円安はデメリットになります。
今のドル円レートだと
海外勢からしたら
日経平均はとてもお買い得
といった状況になります。
その為、
日経平均株価にとって
円安はメリット材料になる
と言うことです。
円安のデメリット
次に円安のデメリットですが、
円安のメリットに比べ
円安のデメリットはイメージが
しやすいです。
単純に日本円の価値が下がることで
悪影響を及ぼすのは
私生活に直結するので
あまり経済に詳しくない方でも
イメージはあると思います。
そんな円安のデメリットとしましては
- 輸入品が高くなる
- 海外株が高くなる
- 海外旅行費が高くなる
この3点がイメージしやすいと思います。
輸入品が高くなる
輸入品が高くなる。
これは説明しなくても良いかもしれません。
ここ最近
“ガソリン代が高い”
と感じませんか?
そうです。
日本はガソリンを輸入で賄っている為、
円安だと円の価値が下がることで
同じ価格(円)だと
単純に購入できる量が少なくなります。
これはガソリンのみならず、
日本は食料もほぼ輸入に頼っておりますので
全体的に食材の料金も値上げしてしまいます。
最近はスーパーで
並んでいる野菜や小麦などが
高騰している理由の一つが円安です。
海外株が高くなる
次に“海外株が高くなる”
こちらのご説明をさせて頂きます。
表現が当たっているか
定かではありませんが、
円安になると米株など
海外の株を購入する時に
1株あたりの単価が
円に換算すると高くなってしまいます。
米株を購入するときの例
例えば米株を購入する時の例です。
私がよく購入するETF
VOOと言う銘柄があります。
(ETFって何?👈ETFについて)
1株あたりの評価額が
336ドル(2022年6月17日現在)です。
例えば
1ドル=110円の時に
VOOを1株購入しようとすると
36,960円で1株購入ができます。
しかし、
1ドル=130円のような
円安時に購入すると
43,680円=1株
と言うことになり
同じ評価額の1株を購入するのに
約6,000円の損害が
発生してしまいます。
これが海外株を購入する際に
円安だとデメリットになります。
海外旅行費が高くなる
そして最後に
“海外旅行費が高くなる”
これは一番分かりやすいです。
海外に行く時には
日本円をドルに両替して
ドルで海外旅行を楽しみます。
先程のインバウンドとは
逆の発想です。
円安時にドルに両替した時の例
1ドル=100円の時に
10万円をドルに両替すると
1,000ドルになります。
そして
1ドル=125円の時に
10万円をドルに両替すると
800ドルになります。
同じ10万円なのに
円安の影響で両替すると
800ドルになります。
ちなにみこの為替変動を利用した
投資のことを
FXと言います。
少し内容が気になる方は
【FXって何?】👈こちらの記事を
見ていただけますと幸いです。
最後の挨拶
いかがでしたでしょうか?
円安のイメージ
何となく掴めたでしょうか?
この記事を読んで
少しでも有意義な時間と
なっておりましたら幸いです。
長文でしたが
最後まで目を通して頂き
誠にありがとう御座います。
また別記事でお会いできたら嬉しいです。
それではまた。
主にFXや米株に関することを呟いてます。
フォローして頂けますと幸いです。
Follow @takara_oki【おまけ】私が実際に使用しているFX会社の特徴
DMMFX
FX会社で一番有名ではないでしょうか?
DMMFXの特徴
スワップポイント→比較的高い
スプレッド幅→小さい
約定安定率→高い
スキャルピング→NG
上記のポイントから
多くの方から支持されている
FX会社になります。
私もFXを初める際には
DMMからスタートしました。
ヒロセ通商
私が現在メインで使用している
FX会社になります。
ヒロセ通商の特徴
スワップポイント→マイナスだけ高い
スプレッド→DMMより劣る
約定安定率→高い
スキャルピング→OK
少額から取引可能!
Mac専用ツール有り!
スワップポイントが
マイナスだけ高い為、
長期保有には絶対にお勧めしません。
ただし、
スキャルピングを
多くのFX会社が禁止している
にも関わらず、
ヒロセ通商はOKです。
また私はMacでトレードしているのですが
ヒロセ通商はMacにも対応しており
チャートも使いやすい為、
私は現在メインで使用してます。
コメント